【開催報告】CoderDojo天白 2015年9月19日 例会開催
移転しました。
9月19日、CoderDojo 天白9月例会を天白区植田の天白スポーツセンター第二会議室で行いました。メンター7人と、忍者は午前15名(新規4名)、午後18名、ご家族の方午前19名、午後20名、、みなさん元気に集まってくれました。メンターとして高校生、中学生の常連さんにも手伝ってもらいました。また忍者のお母さん三人の方には受付、写真撮影など、ボランティアとして協力していただきました。ありがとうございました。
今回から、できるだけ大勢の方が参加できるように、午前・午後の二部制となりました。午前は従来通りのスクラッチ、午後は電子工作・テキスト・ラズベリーパイにも取り組みました。
■ 午前の部 スクラッチを楽しみましょう ■
はじめに、メンターと忍者たちがお互いに挨拶をしました。 席のことですが、授業の際は保護者とは別にし、席順は同年代が近くになるように決めました。
次に、講師の松成さんから、今日の作品作りの説明がありました。
「今回の内容は、<リンゴ狩り>といったイメージのものを簡単なゲームとして作ります。ゲームの特徴はレベルとか得点とか言ったものが大きいです。そんなことをちょっと含んだゲームを作ってみましょう。ちょっと難しいかとも思いましたが、今まで、皆さんクリアしてくれているのでいいかなと思います。」
サンプル紹介https://scratch.mit.edu/projects/74697766/
みんなで、りんごゲームを作ろう~
お絵かきから始めました。背景にリンゴの木を描きました。スクリプトは、りんごが木から落ちてきます→猫は矢印キーで左右に動きます→りんごが猫にさわると点数が入り、地面に落ちると点数なしです。忍者は、猫に触ったらリンゴが消えるようにしたい、と聞いてきます。「この動きはどこで書いているの?」とメンターさん、こうしたいということと、それをどこでどのように書くか、とプログラミングの勉強です。
作品紹介 みんな頑張ったね!
終了30分前から、完成作品を、プロジェクターを使って、発表。お二人だけ、機器の不具合で作品が消えてしまいました。ほんとにごめんなさい。発表の前に必ず保存しましょう。でも怒らず、さすが高学年、自分で工夫したところを落ち着いて話してくれました。発表を見ていると、子供の発想はすごいですね。ユニークな青りんご、さくらんぼ、怪獣なども出てきて、色彩も豊か。親御さんは、我が子の姿をカメラやスマホで撮影されていて、会場は笑い声に包まれていました。
■午後の部 電子工作、テキストなど■
午後は自主製作・勉強の時間です。
忍者が自分の問題をメンターに見てもらうというのが基本ですが、最初はそうはいかないかもしれません。
ある程度、メンターが引っ張るということが必要でしょう。なるべく自由な雰囲気を出していきたいと思います、との松成さんのお話です。
午後はラズベーリーパイ・なのぼ―ど・テキスト・スクラッチカードの組に分かれて行いました。
メンターから、その内容や感想を聞きました。
☆ラズベリーパイ ・・・・・ 松成・山吉さん指導
電子工作で、ラズベリーパイという小さくて廉価というコンピュータがあります。このラズパイの組立て、インストール、そして、電流の話、デモとして、LEDをチカチカさせることをやりました。みなさん熱心にやってくれていました。怪我をしていた子は十分にできなさそうなので、スクラッチグループに変更しました。(松成)
scratchの言語を英語でやりました(小学校の低学年の児童)驚きました。全体的にはザワザワしていたがひとりひとりは集中していたと思いました。(山吉)
☆なのぼーど他 ・・・・・ 林・高橋さん指導
必要なドライバーソフトをセットアップしました。また、「なのボード」とは、どんなものか、センサーはどんなものか、について、忍者と話し合いながら、スクラッチへの入力と出力に関する動作を体験しました。忍者は一つひとつのセンサーを変化させるのが楽しそうでした。明るさセンサーを使うからと、LEDライトを自前で持ってきたりと、やる気満々の様子でした。(たかはし)
▼林さんのレゴのロボット動画
☆テキスト ・・・・・ 前田・才川さん指導
Smart talkでスプライトのコピー ・ パズルをScratchで作るという学習を行いました。
忍者は細かい説明を聞く前に、自分で手を動かして、こちらの想定と違うものを作ってくれて、面白かった。(前田)
Scratchなどの質問への回答、数学、化学、ソフトウェアについての雑談、回路シュミレーター(LTspice)の紹介などを行いました。
忍者たちは、それぞれに程度の差はあるけれど、自立心を見せていました。(才川)
※前田さんがSmalltalkでスクラッチのプログラムを作られました。以下は前田さんの解説書です。一緒に勉強したいといわれる方はいませんか?
☆スクラッチ・カード ・・・・・ 松成さん・松田 指導
スクラッチカードの部分は午前にキャンセルになった人を誘ってみました。ちょっと、人数が多くなったかもしれません。スクラッチカードをひととおり、やってもらい、次にその中から組み合わせて、作ってもらい、ときどき、見回りをしました。本などの紹介もしました。
ひとりリーダーシップをとる子がいてこちらは楽でした。ママさんグループができて、楽しそうでした。もくもくとやっている子も多くいました。(松成)
なんやかやとやっているうちに、こうして午後も無事に終了し、「また会おうね」と挨拶してお別れしました。
片付け終わり ・・・・反省会
部屋の片付けが終わった午後3時過ぎ、スポーツセンター近くの「エスニーク」でお茶をして、反省会をしました。
温かい飲み物が恋しくなる季節、やはり秋ですね(^^ゞ
運営など
午前授業のとき、スクラッチは、机の並べ方をコの字にするとよいのでは。子供は中に入ってもらい、パソコンを外に向けて座ってもらうとメンターはサポートのときに、入りやすいし、また、子供同士教えあうのも楽です。マウスを持ってこない子が結構いるので、メンターの余分なマウスを予備として、置く。
午前の作品作りは、講義の途中で休憩をはさみ、みんなの出来具合の経過をみる、時間の調整をはかる。
親御さんたちも勉強したい方が多い、後ろのほうでやってもらうのは、構わない。詳しそうな親御さんには、その日、手伝ってもらえるように声をかけても良い。
メンターの声
どこまて手助けしてあげたほうが良いのか、難しいと感じました。
できるだけ悩ませたいけど、 子供たちは意外にせっかちだったりします。スーパーキッズに出会うのが楽しみです。
ロボット組、テキスト組、は目標をもって行動していたり、自発的であったりしたので、関与しやすかった。
Scratch組の一部は、子供たちの間で教えあっていたので、任せることができました。
みなさんご協力ありがとうございました。次回は10月17日です。
(報告:松田)
追加…松成
しばさんに写真をお願いしていましたが、お渡ししたカメラが電池切れ(:_;)別途、iPhone での写真を送ってきてくれました。