CoderDojo天白(小・中学生のプログラミング道場/名古屋市)

こどもたちがScratchを使ったプログラミングやHTMLコードを学べる道場。名古屋市天白区

【終了報告】ScratchDay 2016 in Nagoya

移転しました。

日時:2016年5月14日(土)13:30~16:00

場所:名古屋市天白区生涯学習センター

主催:CoderDojo天白/名古屋/浜松

f:id:whomeantan:20160516160252j:plain 熱心に画面に見入る目

プロローグ

5月の第2土曜日、昨年は別途開催しているScratch勉強会でこじんまりと実施した。そして、CoderDojo天白としては愛知ギャザリングに参加した。今年もとりあえずはMITのScratchDayに個人名で登録しておいた。メンター会で諮り、愛知ギャザリングと両方は無理だということで、愛知ギャザリングの方はお断りして、また、浜松のDojoのチャンピオンの金丸さんも参加してくれるとのことだったので、CoderDojo天白、名古屋、浜松の3Dojoでの共同開催という形をとることにした。

13:30~13:45 開会 第2集会室

開始時間は13:30、部屋の鍵は12:50からの貸し出しになっている。30分程度の間に手早く、設営してくれた。参加者の方も、13:00頃から続々と参加してくれて開始時間まで廊下で待ってもらうことになった。 f:id:whomeantan:20160516164056j:plain 体験会の方に人があふれていたので、挨拶もそこそこに飛び出した。会場の視聴覚室、第2集会室のイベント関係はメンターの林さんが取りまとめてくださっている。僕は体験会の講師役のつもりだったけど、ピカピカの大学1年生メンターのはせがわさんに丸投げしてしまった。ボランティアは受付に岡村さん、中村さん、会場案内を山本さんに、会場の写真撮影を瀧さん、倉地さんにお願いした。倉地さんは一眼レフで、そのせいか、今回は忍者のアップ写真を多くとって下さっている。おおきな寄付募金箱も有志がバッチリと作ってくれた。

13:45~14:35 スクラッチ体験会第一部 IT講習室

受講を先着順とさせてもらった為か、13:45の開始が遅かったのか、開始を待つ人が廊下にあふれた。設置パソコンが9台しかないのでやりくりしてもらい、自分のパソコン持参の人は使ってもらって始まった。内容はネズミを猫が追いかけるというのを講師なりに作り直したもののようだった。 f:id:whomeantan:20160516205235j:plain 混雑するなか、40分程度の時間で一通りやったみたいだった。それも、受講者が初めての人たちだったけど、それなりに完成していたのはさすがだった。メンターの松田さんが声を張り上げて交通整理をしていた。いつもここでやっている山吉さんが準備等から全般を手伝って、寺島さんも応援でサポートしてくれた。

ひとりごと

これだけ初心者が喜んでくれるのなら、CoderDojoにもっと気楽に来てくれるといいと思うけど、まだまだ、敷居が高いのかな。

サプライズ

IT室から第2集会室に帰ったら、、びっくり。中京大学の宮田先生、椙山女学院大学の亀井先生、宮下先生、それに後から加藤先生も見えてくださっていた。期待していなかったのでびっくり。ちゃっかりと記念写真を撮らせてもらった。あとのLTでも話をしてもらったが、僕は外へ出て行ってあまり聞くことができなかった。 f:id:whomeantan:20160516210605j:plain

ひとりごと

済んでからのFBのコメントに「暖かさを感じる」と書いてくださったのは有難い言葉だった。ボランティアとしてやっていると、切るか切らざるかといったとこがあり、いつも優柔不断で切れなくなる。

14:00~15:00 ライトニングトーク 第2集会室

目玉としたかったライトニングトークだけど、若干、演者の選択が難しかったのかな。宮田先生、亀井先生のお話もあって有意義な場になったかと思う。場が一番盛り上がったのは小6のチビッコに頼んだ「スクラッチの勉強法」であとで、ゲームなども示して歓声が上がっていた。 ここでは、林さん、瀬谷さん、高橋さん、浜松の金丸さん、中学生メンターなどがかかわっていた。

f:id:whomeantan:20160516222353j:plain  

勉強法

  1. 最低限の情報を知っておく

 インターネットでもいいよ

 わくわくプログラミング

 10歳から始めるプログラミング などを読んでおこう

  1. 目標を決める

  目標を決めるとやりやすい

 どんどんレベルアップしよよう

  1. やってみる

 どんどん作ってみる。わからなくてもいい。

 沢山作ってみる→ひとつ選ぶ→そこから発展させるの繰り返し

  発展させるときに新しいプログラムを使ってみる

 ポイント:失敗を怖がらない、失敗をしても諦めない

主張点:使ったことがないプログラムを使うため、どんどんプログラムが成長する

14:45~15:35 Scratch体験会第二部 IT講習室

f:id:whomeantan:20160516224159j:plain さすがに第2部となると、ほかに移ったりして、人が少なくなった。こんな感じでやるのがいいのだろうけど。。。この回は作品展示の榊原さんも応援に入ってくれた。

15:00~15:50 プログラム競作 第2集会室

一部の人には人気のプログラミング・バトル。競争すると、あの人には勝てない(:_;)といった声もあって、競作。司会者側の準備したテーマは「捕まえる」だった。10分の休憩後、題が出されて、忍者たちのとりつきは早い。みんな、それぞれにマウスが動き始めた。

f:id:whomeantan:20160516231027j:plain

参加忍者は20名程度だったか。作成状況を映し出し、メンターの瀬谷さんと中学生メンターが実況をやるという演出だった。賞品も瀬谷さん、林さんが会社のイベントの残ったものなどを寄付してくれて、忍者たちはよろこんでいた。

さて、結果はというところだが、時間が無くなって発表時間が取れなかった。大体完成した人が一等賞、もうすぐ完成する人が2等賞として参加賞を配った。名古屋のチビッコメンターにも頼んできてもらったのにちょっと残念だった。

13:45~16:00 作品展示&ゲーム 視聴覚室

ひとつは「だるまさんが転んだ」というゲーム。メンターの伊藤さんと林さんの作品。電子工作でロボットだのチビカーだのの展示。メンターの寺島さん、榊原さん、瀬谷さん、それに中1忍者のライン・トレース。皆さんがいろいろと思い思いに出していた。もっと、きちんと説明などをやってくれた方がいいのでは。。。あ、浜松の金丸さんもラズパイローバーとかを出してくれたが、写真に撮れなかった。 f:id:whomeantan:20160516235744j:plain 子供たちも具体的に触ってみて、うれしそうだった。やはり、男の子は機械物に興味がある。

16:00 解散

f:id:whomeantan:20160517000029j:plain

おわりの挨拶もなく、ぼんやりと整理・解散だった。みなさん、ご苦労様。

謝辞 

メンターの皆さん、ボランティアの皆さん、ありがとうございました。また、参加の皆さん、約100名の方が集まってくれました。遠路はるばるの方もあり、ありがとうございました。CoderDojoでも親切に、気楽にやっていますので、次回はCoderDojoへお越しください。

寄付 

12,738円頂きました。天白、名古屋、浜松の3Dojoで分割させてもらいました。有難うございました。

エピローグ

ちょっと不慣れななか、ちょっと背伸びをしたイベントでもあった。不手際もあれこれあったと思う。次回にはもっとうまく運営したいと思う。Scratchが初めての子供は体験会や作品展示を喜び、経験者はライトニングトークやプログラム競作を喜び、それなりにバランスがとれていたのかもしれない。今年のテーマは大人と子供のScratchとしたが、大人向けが少なかったかもしれない。熱心に作品を作っている忍者の保護者は熱心に忍者に付き添ってある意味、2人3脚で行動しているイメージがある。これは各種スポーツ・芸能などでのプロ育成と同じである。その中でのDojoの役割とは・・・

記録:松成(チャンピオン)