CoderDojo天白(小・中学生のプログラミング道場/名古屋市)

こどもたちがScratchを使ったプログラミングやHTMLコードを学べる道場。名古屋市天白区

プログラミングノートを作ろうという話

photo by juhansonin

メンターの林です。

現在、CoderDojo天白の忍者(子供)たち数名が、プログラミングコンテストに参加しようと作品を作っています。*1

コンテスト参加者向けの指導をする中で感じたり、考えたことを久しぶりに、普段の活動報告以外の記事として書いてみます。

作品完成にはプログラミング以外の要素も必要

コンテストに応募するには当然、作品を完成させることが必要です。 それにはプログラミングのノウハウ、Scratchの操作方法の知識だけでなく、

  • 作品のテーマ、内容を固める。
  • 画面のデザイン・絵を作る
  • だれでも使えるように、説明文や操作方法を整理して盛り込む
  • それをプログラミングする(本人のやれる範囲への調整が必要)
  • いろんな人に触ってもらって、他人でも楽しめるよう調整する

など、総合的な力が必要となります。

実際のシステム開発でも

  1. 要件定義(企画・要望整理)
  2. システム設計
  3. システム実装(ここでプラグラミング)
  4. 動作テスト
  5. システムリリース

という手順(プロセス)を踏んでプロジェクトを進めるのが基本です。

(実際は、まぁ、いろいろありますし、、他の手法もあります)

思考補助ツールとしてはパソコンは向いていない?

Dojoに来るメンバーは皆、多少の差はあれプログラミングを覚えたいという事で集まっていると思うのですが、「作っているものを完成させる」というのは 意外と難しいなと感じています。

  • ネコを目の前にすると、ネコを動かしたくなってしまう(企画も無しにいきなり作り出す)
  • 作っているうちにやりたいことがどんどん変わってくる(うまくいかないと、違うことを考えだす)
  • 目の前に並んでいる命令(ブロック)や直前にやったゲームにアイデアが引っ張られてしまう

こんな感じで、途中まで作っては投げ出しての繰り返しになってしまう。

うちの息子、、全部当てはまります。

完成させることが目的では無いかもしれませんが、ゲームも作れるし、絵もかける、ある意味何にでも使える 人類初のメタ・メディアであるコンピューターにせっかく触れているのにもったいない気もしています。

パソコンは思考の補助ツールとしても使えてアイデアの整理・保存や、見栄えのする形で他の人にシェアするのにとても便利なのですが 小学生の忍者はまだ、操作に手間取り、入力が遅くてストレスを感じたり、画面の刺激に気持を持って行かれてしまったりして 逆にパソコンをつかって考えるのはデメリットのほうが多いように思います。

まぁ、大人も煮詰まるとSNSやったり猫動画見たり、大して変わらないかもしれませんが・・

やっと、ノートの話です。

前置きが長くなりましたが、Dojoに来る子たちは是非プログラミング専用のノートを作って、家でもDojoでも 使ってくれるといいんじゃないかなと思っています。

アイデアをまとめるときは、あえてパソコンを閉じて、ノートに考えていることをとにかく書きまくる。

作品を作るのにオススメなのは、以下の要素を全部書いてみることです。

  • メイン画面のイメージを一枚の絵に大きく書いてみる。 どんなキャラクターがいるのか?、、点数などの変数は何があって、どこに表示されるのか?

  • 画面の流れを、4コマまんがのように書いてみる。 タイトル画面があって、コース選択があって、メイン画面があって、ゲームオーバー(クリア)画面があるなど、、

  • 登場する要素とその関係を矢印でつないでみる 敵を倒すとコインがたまる。◯◯を取ると点数がふえるなど

  • 短い文章でゲームの説明を書いてみる

紙のノートを使ってここまでをしっかりかけたら、そこで初めてパソコンを開く。

たぶんすぐに作り始めて、飽きずに完成まで持っていけると思います。

作りたいものも、はっきりすれば、周りもすぐに理解できますし、 ノートを基に会話をすれば、親やメンターもアドバイスがしやすいはずです。

他にも覚えたことをメモしよう

パソコンを使っていると、いろいろ覚えることも出てきます。

  • 操作方法や記号の打ち方、ローマ字「でゅ」と打つ方法とか
  • 参考ページのURLやパスワード
  • 覚えた英語のプログラムの命令(日本語でやっていても、redとかrunとか そういう単語はでてきます。Raspberry Pi のスペルとか)

こういうのもメモをしておけば、家でも本人ひとりでどんどん解決していけると思います。

オススメのノートは方眼紙タイプ

個人的にはプログラミングノートにするのは線のうすい方眼紙タイプのノートがおすすめです。

画面の枠線も書きやすいし、絵もかける、X軸、Y軸に頭を悩ますのにも便利です。ドット絵も楽しめます。

ということで、是非みなさんプログラミングノートをつくって、Dojoに持ってきてください。

ノートには名前を忘れずに


次回のCoderDojo天白は1/9(土)です。

【開催案内】第22回CoderDojo天白のお知らせです。 - CoderDojo天白(小・中学生のプログラミング道場/名古屋市)

*1:小中学生が対象で、応募締め切りは1/20です。 作品はメールで送れば良いだけなので、興味がある方は冬休みをつかって是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?